クコ・霊芝ほか12素材を知る|天風茶ブレンド読み解き
2000年銀座にて漢方薬局を開業。30〜50代女性の冷え・婦人科・慢性不調のご相談を延べ1万人以上担当。女性のご相談者が9割を占めます(当薬局の漢方相談記録より、傾向値)。
「霊芝」と書いてあるお茶って、なんだか難しそう。
クコの実は知っているけれど、クコの「葉」は飲んだことがない。
12種類も入っていて、いったい何のお茶なのか分からない。
こんなお声を、天風茶を手に取ってくださったお客様から、銀座のカウンターでよくいただきます。
「素材が多いと、味がクセ強めなんじゃないですか?」
「子どもや年配の家族も一緒に飲めるものなんでしょうか」
「ひとつひとつの素材に、どんな意味があるのか知りたいです」
結論からお伝えすると、天風茶ははとむぎ・ハブ茶・クコ葉・霊芝など、古くから日本やアジアで「お茶」として親しまれてきた12種の和漢素材を、ノンカフェインでブレンドした健康茶です。難しい飲み物ではありません。素材が多いのは、ひとつの素材にかたよらず、毎日続けやすい飲み口にするための工夫です。
今日はそんな天風茶の12素材を、銀座漢方天風堂の薬剤師として、ひとつずつ読み解いていきます。なぜ複数の素材をブレンドするのか、それぞれが昔からどんなお茶として飲まれてきたのか、順番にご紹介します。
- なぜ天風茶は12種もの素材をブレンドしているのか(その理由)
- 12素材を4グループに分けた早わかり一覧表
- 霊芝・クコ葉など、馴染みの薄い素材が昔どう飲まれてきたか
- 天風茶が気になる方のチェックリストと、おいしい飲み方
- 「なんとなく不調」を感じたときの、体質からの整え方
1. なぜ12素材をブレンドするの?
答えを先にお伝えすると、ブレンドの理由は「飲みやすさ」と「毎日続けやすさ」です。効果を足し算するためではありません。
ひとつの素材だけのお茶は、香りも味もはっきりしていて魅力的です。けれど毎日飲むとなると、クセが強かったり、飽きてしまったりすることがあります。当薬局のカウンターでも「単品の健康茶を買ったけれど、結局飲みきれずに残ってしまって」というお話は珍しくありません。
そこで天風茶は、はとむぎや麦芽の香ばしさ、ウーロン茶や茶葉のすっきりした飲み口、陳皮(みかんの皮)の軽やかな香りなどを組み合わせ、クセをやわらげて毎日飲める一杯に仕立てています。香ばしくまろやかで、ノンカフェインなので夜でも気がねがありません。
もうひとつ、東洋の養生では「ひとつの素材にかたよりすぎない」という考え方が古くからあります。さまざまな素材をバランスよく取り合わせ、日々の暮らしの中で無理なく続ける。天風茶のブレンドは、そんな昔ながらの知恵を、現代の食生活に合う一杯のお茶に落とし込んだものです。
大切なのは「何か特別な一品に頼る」のではなく、「毎日のなにげない一杯を、少しだけ和漢の素材に置きかえる」こと。続けやすさこそが、養生習慣のいちばんの土台だと、銀座の薬剤師として日々感じています。
2. 12素材を4グループで読み解く
天風茶に入っている12素材は、性格ごとに大きく4つのグループに分けると見通しがよくなります。それぞれが「古くからどんなお茶として親しまれてきたか」という文化の視点で、ひとつずつ眺めてみましょう。
※以下はあくまで、各素材が昔から飲まれてきた背景のご紹介です。天風茶は食品であり、特定の効果効能を示すものではありません。
グループ1:穀物・豆系(香ばしさのベース)
お茶全体の土台となる、香ばしくやさしい飲み口をつくるグループです。麦茶に近い親しみやすさがあります。
| 素材 | 古くからの親しまれ方 |
|---|---|
| はとむぎ | 「はとむぎ茶」として古くから親しまれてきた穀物。香ばしさのベースをつくります。 |
| ハブ茶 | エビスグサの種を煎じた、昔ながらの「健康茶」の定番素材。香ばしい風味が特徴です。 |
| 麦芽 | 大麦を発芽させたもの。穀物由来のほのかな甘みと香ばしさをそえます。 |
グループ2:茶葉系(すっきりした飲み口)
飲んだあとの後味をすっきりまとめる、お茶らしさの要となるグループです。
| 素材 | 古くからの親しまれ方 |
|---|---|
| ウーロン茶 | 中国で長く愛飲されてきた半発酵茶。食事に寄り添うすっきりした飲み口で知られます。 |
| 茶葉 | 日本人にいちばん馴染みのあるお茶の葉。全体の味をまとめる役割をはたします。 |
グループ3:果皮・草葉系(香りと爽やかさ)
香りや爽やかさをそえる、和漢らしい奥行きをつくるグループです。日本各地で身近に飲まれてきた素材がそろっています。
| 素材 | 古くからの親しまれ方 |
|---|---|
| 陳皮(ちんぴ) | みかんの皮を干したもの。和漢の世界で古くから使われ、軽やかな柑橘の香りをそえます。 |
| カキの葉 | 「柿の葉茶」として日本各地で飲み継がれてきた、素朴で親しみやすい葉です。 |
| 熊笹(くまざさ) | 山に自生する笹の葉。「笹茶」として、すっきりした青い香りとともに親しまれてきました。 |
| アマチャヅル | ウリ科のつる草。ほんのり甘い「アマチャヅル茶」として古くから飲まれてきました。 |
グループ4:和漢の名素材(昔ながらの滋養素材)
古くから養生のお茶として大切にされてきた、天風茶ならではの和漢素材グループです。クコ・霊芝・人参葉が、お茶に深みと奥行きをもたらします。
| 素材 | 古くからの親しまれ方 |
|---|---|
| クコ葉 | クコの実でおなじみの植物の葉。「クコ茶(枸杞茶)」として東アジアで長く飲まれてきました。 |
| 霊芝(れいし) | サルノコシカケ科のきのこ。古来「めでたい素材」として珍重され、お茶にも用いられてきました。 |
| 人参葉 | 朝鮮人参の葉の部分。根とはまた違った風味で、お茶の素材として親しまれてきました。 |
こうして並べてみると、「香ばしさ」「すっきり」「香り」「滋養」という4つの個性が、ひとつの急須の中でうまく調和しているのが分かります。馴染みの薄い霊芝やクコ葉も、ベースの香ばしい素材と合わさることで、ぐっと飲みやすくまとまっているのです。
3. 天風茶が気になる方へ(チェックリスト)
天風茶は薬ではなく、毎日の一杯として楽しむ健康茶です。次のような方に、自然に取り入れていただきやすいお茶です。当てはまる項目が多いほど、暮らしになじみやすいかもしれません。
- 夜にコーヒーや緑茶を控えたいけれど、温かい一杯は欲しい
- 毎日の水分補給を、和漢素材のお茶に置きかえてみたい
- 子どもからご年配の家族まで、一緒に飲めるお茶を探している
- 単品の健康茶はクセが強くて続かなかった経験がある
- 香ばしくまろやかな、麦茶に近い飲み口が好き
- 体を冷やしすぎない、温かい習慣を暮らしに足したい
- 霊芝やクコといった和漢素材を、気軽に試してみたい
いくつか当てはまった方は、まずは1〜2杯から気軽に試してみてください。お茶ですから、構えずに、いつもの麦茶や水分補給の延長としてどうぞ。
ノンカフェインの天風茶は、夜でも気がねなく飲める12種の和漢素材ブレンド茶です。まずは日々の習慣に取り入れたい方は天風茶のページをご覧ください。体質からじっくり整えたい方は、LINE登録で1ヶ月コースに使える5,000円OFFクーポンを進呈しています。
4. おいしい飲み方と、暮らしへの取り入れ方
せっかくの12素材ですから、おいしく淹れて、無理なく続けたいもの。天風茶は淹れ方が手軽なのも魅力です。基本の煮出し方と、暮らしへの取り入れ方をご紹介します。
基本の煮出し方(やかんで)
約1.5Lのお湯にティーパックを1〜2袋入れ、沸騰してから5分ほど弱火で煮出します。火を止めてそのまま少し置くと、香ばしさがさらに引き立ちます。1日2〜3杯を目安に、こまめにどうぞ。
手軽に淹れたいとき(急須で)
急須にティーパックを1袋入れ、熱湯を注いで数分待つだけでも十分おいしくいただけます。デスクワークの合間や、来客のお茶出しにも便利です。詳しい煮出し方や淹れ分けは、「健康茶の煮出し方・飲み方」もあわせてご覧ください。
夏は冷やしても(水出し・粗熱とり)
煮出したものを冷ましてポットに入れ、冷蔵庫で冷やせば、すっきりした和漢の冷茶になります。香ばしさがあるので、麦茶のように家族みんなでごくごく飲めるのがうれしいところ。蒸し暑い季節は、冷たくしすぎず常温に近い温度で飲むと、体を冷やしすぎません。
暮らしに取り入れるコツ
当薬局のカウンターでよくお伝えしているのは、「今ある習慣に置きかえる」こと。朝のコーヒーの代わりに、夕食後のひと息に、寝る前のリラックスタイムに——すでにある一杯を天風茶に変えるだけなら、新しい習慣を増やさずに続けられます。ノンカフェインなので、夜の時間帯にも向いています。
5. 「なんとなく不調」が続くときに考えたいこと
お茶を毎日の習慣にするのは、暮らしを整える素敵な一歩です。一方で、当薬局のカウンターには「お茶や食事に気をつけているのに、疲れがなかなか抜けない」「なんとなく不調がずっと続いている」というお声も多く寄せられます。
東洋医学では、こうした「はっきり病気ではないけれど、すっきりもしない」状態を「未病(みびょう)」と呼びます。疲れやすさ、だるさ、寝ても回復しない感じ——こうしたサインは、体が「少し休ませて」「巡りを整えて」と伝えているのかもしれません。
天風茶のような健康茶は、こうした日々の養生の心地よい土台になります。ただし、長く続く疲労やなんとなくの不調を「体質から整えたい」という段階になると、お茶や食事だけではもう一歩というケースもあります。慢性的な疲れやだるさのお話は、「疲れたときのホッと一息養生」や、「なんとなく不調が続く日々の養生」でもくわしく触れています。
当薬局では、「毎日の一杯で習慣を整える」ことと、「体質に合わせて漢方でじっくり整える」ことは、別々ではなく地続きのものと考えています。まずはお茶から。そして、もう少し深く整えたくなったら、ご相談へ。その順番で、無理なく進んでいただければと思います。
6. 銀座漢方天風堂でできること
銀座漢方天風堂薬局では、「毎日の一杯から始めたい方」と「体質からじっくり整えたい方」、それぞれに合わせたご提案をしています。どちらが正解ということはありません。今の暮らしに合うほうから、どうぞ。
天風茶を続けたい方へ
天風茶は、はとむぎ・ハブ茶・クコ葉・霊芝など12種の和漢素材をブレンドしたノンカフェインの健康茶です。7g×36袋入り、通常 2,200円。毎日続けたい方には、定期便 1,980円(10%OFF・月1回お届け)もご用意しています。お子さまからご年配の方まで、ご家族の毎日の一杯としてお楽しみいただけます。
体質から整えたい方へ(漢方相談の流れ・30分)
「疲れがずっと抜けない」「なんとなく不調が続く」という方には、お一人ずつ向き合う漢方相談を承っています。初回は30分かけて、体調・お悩み・暮らしのお話を伺い、脈と舌の様子を拝見しながら、あなたの体質を整理。合う食材・暮らしの工夫と、お試しいただく漢方の方向をご提案します。
料金(おためし2週間コース)
初めての方には、おためし2週間コース 9,800円(税込)をご案内しています。
内訳: 初回相談料込み+煎じ薬14日分+次回フォローアップ枠予約。
2週間試してみて、体感がよければ継続をご相談、合わなければそこで終了でも構いません。
煎じ薬って大変ですか?
「毎日鍋で煎じるのは無理…」というお声をよくいただきますが、ご安心ください。当薬局の煎じ薬は1日分が個包装パックになっていて、お湯と一緒に温めるだけで飲める仕組みです。朝の身支度の間に準備できる方がほとんどです。
来店が中心ですが、女性のご相談者がほとんどです
当薬局はご来店いただいての対面相談が基本です。ご相談者の9割は女性で、冷え・PMS・生理痛・更年期・婦人科のお悩みが多くを占めます。「男性薬剤師に相談しづらい」と気になる方は、ご予約時のLINE・お電話でお伝えいただければ、女性スタッフの在籍時間で調整いたします。
天風茶を毎日の養生習慣に
天風茶は、はとむぎ・ハブ茶・陳皮・霊芝など12種の和漢素材をブレンドしたノンカフェインの健康茶です。お子さまからご年配の方まで、毎日の一杯としてお楽しみいただけます。
▶ 天風茶(7g×36袋)通常 2,200円/定期便 1,980円(10%OFF・毎月お届け)
▶ 体質から整えたい方は漢方のご相談も承ります
おためし2週間コース 9,800円(税込・初回相談料込み+煎じ薬14日分+次回フォローアップ枠予約)。LINE登録で1ヶ月コースに使える5,000円OFFクーポン進呈(有効期限6ヶ月・1タップで登録完了)。
📞 お電話:0120-102-995(受付13:00〜19:00/土日祝休)
🗓️ Web予約:24時間受付フォーム
ご夫婦・ご家族とご一緒のご相談も歓迎します。
※天風茶は食品です。特定の効果効能を目的としたものではありません。※漢方の体感には個人差があります。妊娠中・授乳中・服薬中の方は事前にお知らせください。
7. よくある質問(FAQ)
Q. 霊芝やクコ葉が入っていると聞くと身構えますが、クセは強くないですか?
ご安心ください。天風茶は、はとむぎ・麦芽・ハブ茶といった香ばしい素材をベースにブレンドしているため、霊芝やクコ葉が入っていても、全体としては麦茶に近いまろやかで飲みやすい味わいです。素材が多いのは、ひとつの素材のクセをやわらげて、毎日続けやすくするための工夫でもあります。和漢素材が初めての方にも、無理なくお試しいただけます。
Q. 飲み方や1日の目安は?子どもや家族も飲めますか?
約1.5Lのお湯にティーパックを1〜2袋入れ、沸騰後5分ほど煮出すのが基本です。急須に熱湯を注ぐだけでも、冷やしてもおいしくいただけます。1日2〜3杯を目安にどうぞ。天風茶はノンカフェイン設計なので、お子さまからご年配の方まで、ご家族みんなの毎日の一杯としてお楽しみいただけます。麦茶代わりに常備される方も多くいらっしゃいます。
Q. 予約方法とキャンセルポリシーは?
ご予約はWebフォーム(24時間受付)、お電話(0120-102-995/13:00〜19:00・土日祝休)、LINEからご予約いただけます。キャンセル・日程変更は前日17:00まではご連絡をいただければ料金は発生しません。当日のご事情によるキャンセルもまずはお電話でご相談ください。お一人での初回ご相談はもちろん、ご夫婦・ご家族とのご相談も承ります。
Q. 西洋薬(降圧薬・抗うつ薬・ステロイド等)を服用中ですが、漢方は併用できますか?
原則として併用可能なケースが多いですが、必ず薬剤師にお薬手帳をご提示いただき確認します。特に甘草を含む漢方は、利尿薬(フロセミド等)・降圧薬・ステロイドとの併用で低カリウム血症のリスクがあるため、用量と期間を慎重に判断します。当薬局では薬剤師歴45年以上の店主が、現在服用中のお薬と漢方の組み合わせを安全に整えるご相談を承ります。主治医にも漢方併用を共有することをおすすめしています。
Q. 女性の悩み(PMS・生理・更年期)を男性薬剤師に話しづらいです
ご相談者の9割が女性のため、店主はPMS・生理・更年期・婦人科のお悩みを毎日のように伺っています。それでも気になる方は、ご予約時のLINE・お電話で「女性スタッフをご希望」とお伝えください。在籍する女性スタッフが対応可能なお時間帯で調整いたします。
本記事は和漢素材・養生・漢方に関する一般的な解説であり、特定の疾患の診断・治療を目的としたものではありません。天風茶は食品であり、特定の効果効能を保証するものではありません。漢方の体感には個人差があります。妊娠中・授乳中の方、医療機関で治療中の方、慢性疾患をお持ちの方、お薬を服用中の方は、必ず事前に医師・薬剤師にご相談ください。甘草(カンゾウ)を含む漢方は重ねて飲むと甘草の量が増えます。チアジド系降圧利尿薬・ループ利尿薬やインスリン、副腎皮質ステロイドなどを使用中の方は低カリウム血症を生じやすいとされるため、服用中のお薬を事前にお知らせください。気になる症状がある場合は医療機関の受診を優先してください。