水太り×冷えで悩む方へ|銀座の薬剤師が5タイプで整える

水太り×冷えで悩む方へ|銀座の薬剤師が5タイプで整える

梅雨期にむくんだ足を気にしながら温かい飲み物を手にする30代女性
監修: 柳澤 謙行(やなざわ けんこう)/銀座漢方天風堂薬局 薬剤師(薬剤師歴45年)
2000年銀座にて漢方薬局を開業。30〜50代女性の冷え・婦人科・慢性不調のご相談を年間2,000件以上担当。女性のご相談者が9割を占めます。

梅雨に入ってから体重が2〜3kg増えた。
夕方になると足がパンパンにむくむ。
足首を押すと指の跡が残る。
むくんで冷たくて、夜眠れない。

「水太りなのか、ダイエットの停滞なのか、自分でも分からなくて」というご相談が、6月になると急増します。

「靴下のゴム跡がくっきり残るんです」
「指輪が抜けにくくなりました」
「冷たい飲み物を控えてもむくみが取れません」

結論からお伝えすると、水太りと冷えは同じ根っこから出ています。体に余分な水分が溜まると、その水分が体を冷やし、冷えるとさらに代謝が落ちて水分が溜まる——という悪循環です。梅雨期は湿度が高いため、この水太り×冷えが最も強く出る時期です。

今日は水太り×冷えを、銀座漢方天風堂の薬剤師として、5タイプに分けてお話ししていきます。

目次

1. 水太り×冷えが起きる仕組み

漢方相談カウンターで体質の説明をする様子

水太り×冷えの本質は、体に余分な水分が滞り、その水分が体を冷やしている状態です。

体に水分が適切に巡っていれば、汗や尿として排出され、体重もむくみも安定します。ところが、梅雨期の湿度上昇・冷たい飲み物の摂取・運動不足・冷房環境が重なると、水分が代謝されずに体内に溜まります。溜まった水分は冷たく、それが体を冷やすことで、さらに代謝が落ち、水分が溜まる——という悪循環に陥ります。

当薬局では、5月下旬から6月にかけて「むくみと冷えが同時に出る」というご相談が集中します。原因が「水太りなのか冷えなのか」ではなく、両者は同じ根っこから出ています。

2. 水太り×冷え5タイプ

老舗漢方薬局の天秤・乳鉢・薬草束 体質を見立てる伝統

タイプ1:むくみ先行型

むくみが先に出て、それから冷えが続くタイプ。朝起きたら顔・夕方に足がパンパン。冷えはむくみが解消されないことで二次的に起こります。

タイプ2:お腹に水が溜まる感覚タイプ

お腹がぽちゃぽちゃする・お腹が冷たい・食後の膨満感が強いタイプ。胃腸の水分代謝が弱く、冷たい飲み物で一気に悪化します。

タイプ3:足のだるさ・重さが強いタイプ

足が鉛のように重く、だるくて動きたくないタイプ。デスクワーク中心で運動不足の方に多く、ふくらはぎを押すと痛みがあります。

タイプ4:体重増加と冷えがセットタイプ

梅雨期に2〜3kg増え、冷えもひどくなるタイプ。本物の脂肪太りではなく、水分太りなのに、対策が分からず焦るパターンです。

タイプ5:汗をかけずに冷えるタイプ

暑い日でも汗をかきにくく、体に熱と水分がこもったまま冷えるタイプ。代謝の弱さが根っこにあり、運動しても汗が出にくい方が多いです。

3. セルフチェック15問

タイプ1:むくみ先行型
  • 朝起きたら顔がむくんでいる
  • 夕方になると足がパンパンになる
  • むくみが取れにくくて冷えが続く
タイプ2:お腹に水が溜まる感覚
  • お腹がぽちゃぽちゃする・お腹が冷たい
  • 食後の膨満感が強い
  • 冷たい飲み物でお腹を壊しやすい
タイプ3:足のだるさ・重さ
  • 足が鉛のように重い・だるくて動きたくない
  • ふくらはぎを押すと痛い
  • デスクワーク中心で運動不足
タイプ4:体重増加と冷えセット
  • 梅雨に入って2〜3kg増えた
  • 体重増加と冷えが同時に出る
  • 脂肪太りなのか水太りなのか分からない
タイプ5:汗をかけずに冷える
  • 暑い日でも汗をかきにくい
  • 体に熱と水分がこもったまま冷える
  • 運動しても汗が出にくい
2タイプ以上に当てはまる方へ
カウンターでお伺いするご相談者の多くは、2タイプ以上に当てはまります(当薬局の漢方相談記録より、傾向値)。あなた一人のために、いくつかの生薬を組み合わせて仕立てる「煎じ薬」を、当薬局ではお作りしています(1日分パックを1日1回お湯で5〜10分温めるだけ)。

📊 当薬局のご相談者37名の傾向

当薬局のご相談者37名のうち、冷え関連を主訴・併発症として挙げた方は65%(24名)。年代別では30代32%・40代24%・50代38%で、30〜50代女性が中心です。3ヶ月モニター完遂率は95%、6ヶ月以上継続される方は78%にのぼります。

ご相談プロセスの一例:30代女性(冷え+むくみ+便秘でご相談)は、靴下重ね履きを2枚から1枚に減らす習慣変化が出始め、半年継続のうちに就寝時に電気毛布を外せるようになりました。毎月のカウンセリングで体調に合わせて処方を見直したと、ご感想をいただいています。

冷えは単独で訴えられる方は少なく、むくみ・PMS・便秘・肩こりと併発するケースが多いのが特徴。

※当薬局HPお客様の声バックアップ分析 n=37、2026年5月時点。
※漢方の体感には個人差があります。
※気になる症状は医療機関の受診を優先してください。
※掲載の体験記述は処方による効能効果を示すものではなく、ご相談プロセスと生活変化の記録です。

自分のタイプがわからない方は、ご相談ください

初回60分のご相談で、脈・舌・体調の様子から、あなたの体質の主軸を整理します。

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4. タイプ別「合う食材」と暮らしの工夫

朝の窓辺の漢方茶と植物 養生のひととき

タイプ1:むくみ先行型

合う食材:はと麦・冬瓜・小豆・きゅうり
暮らし:朝のリンパマッサージ、塩分を控える、温かい白湯を朝1杯。

タイプ2:お腹に水が溜まる感覚

合う食材:山芋・かぼちゃ・お粥・温かい味噌汁
暮らし:冷たい飲み物を控える、常温の水か温かい飲み物を選ぶ。

タイプ3:足のだるさ・重さ

合う食材:黒豆・小豆・温かい味噌汁
暮らし:1時間に1回足首を回す、夜の足首ストレッチ、長風呂で巡りを促す。

タイプ4:体重増加と冷えセット

合う食材:はと麦茶・しょうが・大根
暮らし:水分摂取は減らさず温かいものを選ぶ、軽い散歩を続ける、無理なダイエットを避ける。

タイプ5:汗をかけずに冷える

合う食材:しょうが・葱・温かい味噌汁・羊肉
暮らし:半身浴・サウナで汗を出す習慣、軽い運動を週2〜3回。

5. 水太り×冷えの裏に隠れている本当の悩み

水太り×冷えを訴えてご相談に来られる方の多くは、根っこに「水分代謝の弱さ+もう一つの慢性不調」を抱えていらっしゃいます。

タイプ1・タイプ4の方はダイエットの停滞と連動します。「漢方ダイエット5タイプ」もご参照ください。

タイプ2の方は胃腸の冷えと連動します。「梅雨の食欲不振・胃もたれ5タイプ」もあわせてご覧ください。

タイプ3の方は朝晩のむくみと連動します。「朝と夜の体重差むくみと漢方」もご参照ください。

6. 「市販の漢方を試したけど効かない」と思った方へ

市販の漢方は特定のタイプに合わせて作られています。水太り×冷えは複数タイプにまたがる方が多く、薬剤師が体質を見立てて生薬を組み合わせる方が変化を感じやすい方が多いです。

7. 銀座漢方天風堂でできること(料金・流れ)

銀座漢方天風堂薬局 漢方相談カウンター

初回60分のご相談で、体調・お悩み・暮らしを伺い、脈・舌から体質タイプを整理します。おためし2週間コース 9,800円(税込)は、初回相談料込み+煎じ薬14日分+次回フォローアップ枠予約のセット。月の継続コスト目安は15,000〜25,000円程度です。煎じ薬は1日分パックで朝5〜10分で準備可。ご相談者の9割が女性で、来店中心ですが、ご予約時に「女性スタッフをご希望」とお伝えいただければ調整いたします。

ご予約・お問い合わせ

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📞 0120-102-995(13:00〜19:00/土日祝休) 🗓️ Web予約

ご夫婦・ご家族とご一緒のご相談も歓迎します。

※漢方の体感には個人差があります。妊娠中・授乳中・服薬中の方は事前にお知らせください。

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8. よくある質問(FAQ)

Q. 梅雨に体重が増えたのは脂肪太りですか、水太りですか?

短期間(1〜2週間)で2〜3kg増え、むくみと冷えがセットで出ているなら水太りの可能性が高いです。本物の脂肪太りは1ヶ月以上かけて徐々に増えます。水太りは水分代謝を整えれば早く戻りますが、脂肪太りは食事と運動の見直しが必要です。

Q. 水分摂取は減らした方がいいですか?

減らさない方が良い場合がほとんどです。水分を控えると逆に体が水を溜め込む方向に働きます。冷たい飲み物を控え、常温・温かい飲み物に変えるのがポイント。1日1.5〜2リットルを目安に、こまめに摂ることをおすすめします。

Q. 予約方法とキャンセルは?

Webフォーム・電話・LINEからご予約いただけます。キャンセル・日程変更は前日17:00まではご連絡で料金は発生しません。

Q. 西洋薬を服用中ですが、漢方は併用できますか?

原則として併用可能なケースが多いですが、お薬手帳をご提示いただき確認します。甘草を含む漢方は利尿薬・降圧薬・ステロイドとの併用で低カリウム血症のリスクがあるため、慎重に判断します。

Q. 女性の悩みを男性薬剤師に話しづらいです

ご相談者の9割が女性のため、店主はPMS・生理・更年期のお悩みを毎日のように伺っています。気になる方は「女性スタッフをご希望」とお伝えください。

免責事項
本記事は東洋医学・漢方に関する一般的な解説であり、特定の疾患の診断・治療を目的としたものではありません。漢方の体感には個人差があります。妊娠中・授乳中の方、医療機関で治療中の方、慢性疾患をお持ちの方は、必ず事前に薬剤師にご相談ください。甘草を含む漢方は利尿薬・降圧薬・ステロイドとの併用で低カリウム血症のリスクがあるため、注意が必要です。気になる症状がある場合は、医療機関の受診を優先してください。
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