冷たい飲み物・アイスで内臓冷えの方へ|銀座の薬剤師が5タイプで整える

冷たい飲み物・アイスで内臓冷えの方へ|銀座の薬剤師が5タイプで整える

冷たい飲み物を控えて温かい飲み物に切り替える30代女性 内臓冷え
監修: 柳澤 謙行(やなざわ けんこう)/銀座漢方天風堂薬局 薬剤師(薬剤師歴45年)
2000年銀座にて漢方薬局を開業。30〜50代女性の冷え・婦人科・慢性不調のご相談を年間2,000件以上担当。女性のご相談者が9割を占めます。

毎日アイスコーヒーを2杯。
ランチは冷たい麺類が定番。
夕食後にアイスクリームを欠かさない。
気がついたら、お腹が冷たくて軟便気味。

こんなお声を、6月になると毎週のように銀座のカウンターでいただきます。

「常温の水って、なんとなくおいしくなくて」
「アイスを我慢するとイライラします」
「冷たいものが大好きで、やめられないんです」

結論からお伝えすると、内臓冷えは「冷たいもの好き」の習慣で少しずつ積み重なる体質変化です。1回1回は気にならなくても、何年も続けると胃腸の温める力が弱り、体全体の冷えやすさに繋がります。

今日は内臓冷えを、銀座漢方天風堂の薬剤師として、5タイプに分けてお話ししていきます。

目次

1. 内臓冷えが起きる仕組み

漢方相談カウンターで体質の説明をする様子

胃腸は本来、温かさを保つことで食べたものを消化・吸収する臓器です。冷たい飲み物・食べ物が一気に入ると、胃腸は自分の熱を使って温め直す必要があり、その分エネルギーが消費されます。

1回や2回なら問題ありませんが、毎日・何年も続けると、胃腸が温める力を出し切ってしまい、慢性的に冷たい状態になります。これが内臓冷えの本質です。お腹が触ると冷たい・食後の張り・軟便・むくみ・体重増加など、見た目には気づきにくい不調として現れます。

当薬局では「お腹が冷たくて」「冷たいものを控えても変わらなくて」というご相談を毎週のようにいただきます。長年の習慣で蓄積した冷えは、短期間では戻りません。

2. 内臓冷え5タイプ

老舗漢方薬局の天秤・乳鉢・薬草束 体質を見立てる伝統

タイプ1:胃腸の温める力が弱いタイプ

お腹が冷たい・食後の張り・軟便・食欲不振が定番の方。長年の冷飲習慣で胃腸の温める力が弱まっているパターンです。

タイプ2:体重が増えやすい水太りタイプ

内臓冷えで代謝が落ち、水分が体に溜まりやすくなった方。むくみ・水太り・足のだるさを伴います。

タイプ3:下痢と便秘交互タイプ

内臓冷えで腸の動きが乱れ、下痢と便秘を繰り返す方。過敏性腸症候群(IBS)の傾向もあるパターンです。

タイプ4:婦人科症状連動タイプ

内臓冷えが下半身の血流の弱さを連れてきて、生理痛・月経不順・不妊傾向に繋がる方。30〜40代に多いです。

タイプ5:全身の慢性疲労タイプ

内臓冷えで栄養の吸収が落ち、体力全体が落ちている方。疲れが取れない・朝起きにくい・夕方ぐったりが続きます。

3. セルフチェック15問

タイプ1:胃腸の温める力が弱い
  • お腹を触ると冷たい
  • 食後の張り・軟便が定番
  • 食欲不振になりやすい
タイプ2:体重が増えやすい水太り
  • むくみが取れにくく体重が増えやすい
  • 夕方の足のだるさが強い
  • 運動しても痩せにくい
タイプ3:下痢と便秘交互
  • 下痢と便秘を繰り返す
  • お腹がゴロゴロ鳴る
  • ストレスでお腹を壊しやすい
タイプ4:婦人科症状連動
  • 生理痛・月経不順がある
  • 下半身の冷えがひどい
  • 不妊傾向で悩んでいる
タイプ5:全身の慢性疲労
  • 疲れが取れない・朝起きにくい
  • 夕方になるとぐったりする
  • 食べても元気が出ない
2タイプ以上に当てはまる方へ
カウンターでお伺いするご相談者の多くは、2タイプ以上に当てはまります(当薬局の漢方相談記録より、傾向値)。あなた一人のために、いくつかの生薬を組み合わせて仕立てる「煎じ薬」を、当薬局ではお作りしています(1日分パックを1日1回お湯で5〜10分温めるだけ)。

📊 当薬局のご相談者37名の傾向

当薬局のご相談者37名のうち、冷え関連を主訴・併発症として挙げた方は65%(24名)。年代別では30代32%・40代24%・50代38%で、30〜50代女性が中心です。3ヶ月モニター完遂率は95%、6ヶ月以上継続される方は78%にのぼります。

ご相談プロセスの一例:30代女性(冷え+むくみ+便秘でご相談)は、靴下重ね履きを2枚から1枚に減らす習慣変化が出始め、半年継続のうちに就寝時に電気毛布を外せるようになりました。毎月のカウンセリングで体調に合わせて処方を見直したと、ご感想をいただいています。

冷えは単独で訴えられる方は少なく、むくみ・PMS・便秘・肩こりと併発するケースが多いのが特徴。

※当薬局HPお客様の声バックアップ分析 n=37、2026年5月時点。
※漢方の体感には個人差があります。
※気になる症状は医療機関の受診を優先してください。
※掲載の体験記述は処方による効能効果を示すものではなく、ご相談プロセスと生活変化の記録です。

自分のタイプがわからない方は、ご相談ください

初回60分のご相談で、脈・舌・体調の様子から、あなたの体質の主軸を整理します。

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4. タイプ別「合う食材」と暮らしの工夫

朝の窓辺の漢方茶と植物 養生のひととき

タイプ1:胃腸の温める力が弱い

合う食材:山芋・かぼちゃ・お粥・温かい味噌汁・梅干し
暮らし:冷たい飲み物を1日1杯までに減らす、朝食を温かいものにする、腹巻きを常用。

タイプ2:体重が増えやすい水太り

合う食材:はと麦・小豆・冬瓜・しょうが
暮らし:水分は控えず温かいものを、軽い散歩、湯船にゆっくり浸かる。

タイプ3:下痢と便秘交互

合う食材:お粥・温かい味噌汁・しょうが・山芋
暮らし:ストレス管理を最優先、規則的な食事時間、冷たいものを避ける。

タイプ4:婦人科症状連動

合う食材:黒豆・くるみ・なつめ・温かい味噌汁・羊肉
暮らし:下半身を冷やさない、半身浴、足首をしっかり温める。

タイプ5:全身の慢性疲労

合う食材:鶏肉・卵・なつめ・蓮の実・お粥
暮らし:睡眠を最優先、無理な運動を控える、温かい朝食を必ず取る。

5. 内臓冷えの裏に隠れている本当の悩み

内臓冷えを訴えてご相談に来られる方の多くは、根っこに「冷飲習慣+もう一つの慢性不調」を抱えていらっしゃいます。

タイプ2の方は水太り×冷えと連動。「水太り×冷えで悩む方へ」もご参照ください。

タイプ4の方は婦人科症状と連動。「PMSと生理痛は同じ根っこ」もあわせてご覧ください。

タイプ5の方は慢性疲労と連動。「6か月以上続く疲れと漢方」もご参照ください。

6. 「市販の漢方を試したけど効かない」と思った方へ

市販の漢方は特定のタイプに合わせて作られています。内臓冷えは複数タイプにまたがる方が多いため、薬剤師が体質を見立てて生薬を組み合わせる方が、変化を感じやすい方が多いです。

7. 銀座漢方天風堂でできること(料金・流れ)

銀座漢方天風堂薬局 漢方相談カウンター

初回60分のご相談で、体調・お悩み・食習慣を伺い、脈・舌から体質タイプを整理します。おためし2週間コース 9,800円(税込)は、初回相談料込み+煎じ薬14日分+次回フォローアップ枠予約のセット。月の継続コスト目安は15,000〜25,000円程度です。煎じ薬は1日分パックで朝5〜10分で準備可。ご相談者の9割が女性で、来店中心ですが、ご予約時に「女性スタッフをご希望」とお伝えいただければ調整いたします。

ご予約・お問い合わせ

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📞 0120-102-995(13:00〜19:00/土日祝休) 🗓️ Web予約

ご夫婦・ご家族とご一緒のご相談も歓迎します。

※漢方の体感には個人差があります。妊娠中・授乳中・服薬中の方は事前にお知らせください。

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8. よくある質問(FAQ)

Q. 冷たい飲み物を完全にやめないとダメですか?

完全にやめる必要はありません。1日1杯までに減らす、午前中は温かいものにする、食後すぐの冷飲を避ける——という工夫だけで、内臓冷えの改善方向に向かう方が多いです。当薬局のご相談者にも「全部やめるのは無理」という方が多くいらっしゃるので、現実的な範囲で整える方向を一緒に考えます。

Q. 市販の漢方を試しましたが効きません。なぜ?

市販の漢方は特定のタイプに合わせて作られています。内臓冷えは長年の習慣で蓄積した複合的な状態で、複数タイプにまたがる方が多いため、薬剤師が体質を見立てて生薬を組み合わせる方が、変化を感じやすい方が多いです。

Q. 予約方法とキャンセルは?

Webフォーム・電話・LINEからご予約いただけます。キャンセル・日程変更は前日17:00まではご連絡で料金は発生しません。

Q. 西洋薬を服用中ですが、漢方は併用できますか?

原則として併用可能なケースが多いですが、お薬手帳をご提示いただき確認します。甘草を含む漢方は利尿薬・降圧薬・ステロイドとの併用で低カリウム血症のリスクがあるため、慎重に判断します。

Q. 女性の悩みを男性薬剤師に話しづらいです

ご相談者の9割が女性のため、店主はPMS・生理・更年期のお悩みを毎日のように伺っています。気になる方は「女性スタッフをご希望」とお伝えください。

免責事項
本記事は東洋医学・漢方に関する一般的な解説であり、特定の疾患の診断・治療を目的としたものではありません。漢方の体感には個人差があります。妊娠中・授乳中の方、医療機関で治療中の方、慢性疾患をお持ちの方は、必ず事前に薬剤師にご相談ください。甘草を含む漢方は利尿薬・降圧薬・ステロイドとの併用で低カリウム血症のリスクがあるため、注意が必要です。気になる症状がある場合は、医療機関の受診を優先してください。
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