夏なのに冷えるのはなぜ?|銀座の薬剤師が5タイプで整える
2000年銀座にて漢方薬局を開業。30〜50代女性の冷え・婦人科・慢性不調のご相談を年間2,000件以上担当。女性のご相談者が9割を占めます。
夏なのに足先が冷たい。
冷房の中にいても暑いのに、なぜか芯から冷える。
冷たいものを飲んでホッとした後、急に冷えてくる。
夏バテと冷えが同時に押し寄せてくる。
「夏なのに冷えるなんておかしいですか?」というご相談を、6月から9月までずっといただきます。
「冬の冷え対策は分かるんですけど、夏は知らなくて」
「冷房のせいだけじゃない気がするんです」
「夏なのに肩こりと頭痛がひどくて」
結論からお伝えすると、夏に冷えるのには5つの異なる原因があり、人によって組み合わせが違います。冬の冷え対策をそのまま夏に当てはめても、ピントがズレるのはそのため。今日は夏冷えの5パターンを、銀座漢方天風堂の薬剤師として、できるだけ分かりやすくお話ししていきます。
1. 夏に冷える本当の理由
夏に冷える原因は、季節そのものではなく「夏の過ごし方」と「体の冷えやすさ」の組み合わせにあります。
具体的には、汗をかいた肌に冷たい風が当たる、冷たい飲み物・食べ物で胃腸が冷える、冷房環境に長時間さらされる、夏バテで体力が落ちて温める力が弱まる、ホルモン変動でのぼせと冷えが同時に出る——この5つのいずれか、または複数が重なって夏冷えが起きます。
30〜50代の女性は、もともと体を温める力が冬よりも夏の方が消耗しやすい体質の方が多いです。当薬局では6月から9月まで、夏冷えのご相談が途切れません。
2. 夏冷え5タイプ
タイプ1:汗冷えタイプ
汗をかいた服のまま冷房や風に当たって冷えるタイプ。スポーツや通勤での発汗後、急に体が冷える方が多いです。
タイプ2:冷飲タイプ
冷たい飲み物・アイス・冷麺で胃腸が冷えるタイプ。お腹が冷たい・食後の張り・軟便・食欲不振が出やすいです。
タイプ3:冷房環境タイプ
オフィス・電車・店内の冷房に長時間さらされて冷えるタイプ。足元・肩甲骨・お腹に集中して症状が出ます。
タイプ4:夏バテ連動タイプ
夏バテで体力が落ち、温める力も弱まって冷えるタイプ。倦怠感・食欲不振・睡眠の質低下と一緒に出ます。
タイプ5:上熱下寒タイプ
顔は火照るのに足だけ冷えるタイプ。更年期世代に多く、汗もどっと出るのに足元は冷えている状態です。
3. セルフチェック15問
- 汗をかいた後、冷房や風で急に冷える
- 運動後・通勤後にぐったり疲れる
- 汗をかきにくいのに、かいた後の冷えがつらい
- 冷たい飲み物・アイスで胃腸が冷える
- お腹が冷たい・軟便・食後の張り
- 夏になると食欲が落ちる
- オフィス・電車・店内で冷えが強くなる
- 足元・肩甲骨・お腹に冷えが集中
- 休日エアコンを使わない日は症状が軽い
- 夏になると体力が落ちて冷えやすくなる
- 倦怠感・食欲不振・睡眠の質低下
- 暑さで疲弊して冷えも感じる
- 顔は火照るのに足は冷たい
- 汗がどっと出るのに足元は冷えている
- 40代以降・更年期世代
カウンターでお伺いするご相談者の多くは、2タイプ以上に当てはまります(当薬局の漢方相談記録より、傾向値)。あなた一人のために、いくつかの生薬を組み合わせて仕立てる「煎じ薬」を、当薬局ではお作りしています(1日分パックを1日1回お湯で5〜10分温めるだけ)。
📊 当薬局のご相談者37名の傾向
当薬局のご相談者37名のうち、冷え関連を主訴・併発症として挙げた方は65%(24名)。年代別では30代32%・40代24%・50代38%で、30〜50代女性が中心です。3ヶ月モニター完遂率は95%、6ヶ月以上継続される方は78%にのぼります。
ご相談プロセスの一例:30代女性(冷え+むくみ+便秘でご相談)は、靴下重ね履きを2枚から1枚に減らす習慣変化が出始め、半年継続のうちに就寝時に電気毛布を外せるようになりました。毎月のカウンセリングで体調に合わせて処方を見直したと、ご感想をいただいています。
冷えは単独で訴えられる方は少なく、むくみ・PMS・便秘・肩こりと併発するケースが多いのが特徴。
※当薬局HPお客様の声バックアップ分析 n=37、2026年5月時点。
※漢方の体感には個人差があります。
※気になる症状は医療機関の受診を優先してください。
※掲載の体験記述は処方による効能効果を示すものではなく、ご相談プロセスと生活変化の記録です。
自分のタイプがわからない方は、ご相談ください
初回60分のご相談で、脈・舌・体調の様子から、あなたの体質の主軸を整理します。
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4. タイプ別「合う食材」と暮らしの工夫
タイプ1:汗冷え
合う食材:生姜・梅干し・はちみつ・温かい白湯
暮らし:汗をかいた服はすぐ着替える、肌が乾いてから冷房環境に。
タイプ2:冷飲
合う食材:山芋・かぼちゃ・お粥・温かい味噌汁
暮らし:常温or温かい飲み物を中心に、アイス・冷麺は週1〜2回まで。
タイプ3:冷房環境
合う食材:温かい味噌汁・しょうが・葱
暮らし:ストール・腹巻き・厚手の靴下を常備、ひざ掛けを活用。
タイプ4:夏バテ連動
合う食材:鶏肉・卵・なつめ・はと麦・梅干し
暮らし:睡眠を最優先、無理な運動を控える、軽い散歩程度に。
タイプ5:上熱下寒
合う食材:上半身用にはと麦・きゅうり、下半身用に黒豆・くるみ
暮らし:半身浴で下半身を温める、上半身は薄着、下半身は厚着の使い分け。
5. 夏冷えの裏に隠れている本当の悩み
夏冷えを訴えてご相談に来られる方の多くは、根っこに「冷え+もう一つの慢性不調」を抱えていらっしゃいます。
タイプ2の方は、夏のダイエット停滞と連動します。「漢方ダイエット5タイプ」もご参照ください。
タイプ3の方は、エアコン環境の問題で、「職場・電車のエアコン冷えで悩む方へ」を深掘りしてください。
タイプ5の方は、更年期と連動します。「更年期ホットフラッシュ5タイプ」もあわせてご覧ください。
6. 「市販の漢方を試したけど効かない」と思った方へ
市販の漢方は特定のタイプに合わせて作られています。夏冷えは複数原因が重なるので、薬剤師が体質を見立てて生薬を組み合わせる方が、変化を感じやすい方が多いです。
7. 銀座漢方天風堂でできること(料金・流れ)
初回60分のご相談で、体調・お悩み・暮らしを伺い、脈・舌から体質タイプを整理します。おためし2週間コース 9,800円(税込)は、初回相談料込み+煎じ薬14日分+次回フォローアップ枠予約のセット。月の継続コスト目安は15,000〜25,000円程度です。煎じ薬は1日分パックで朝5〜10分で準備可。ご相談者の9割が女性で、PMS・生理痛・更年期・冷え・婦人科のお悩みが多くを占めます。来店中心ですが、ご予約時に「女性スタッフをご希望」とお伝えいただければ調整いたします。
ご予約・お問い合わせ
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📞 0120-102-995(13:00〜19:00/土日祝休) 🗓️ Web予約
ご夫婦・ご家族とご一緒のご相談も歓迎します。
※漢方の体感には個人差があります。妊娠中・授乳中・服薬中の方は事前にお知らせください。
8. よくある質問(FAQ)
Q. 夏なのに冷えるのは気のせいでは?
気のせいではありません。夏は冷房・冷飲・汗冷え・夏バテ・上熱下寒の5つの原因で冷えが起こります。当薬局でも6月から9月まで夏冷えのご相談が続きます。
Q. 市販の漢方を試しましたが効きません。なぜ?
市販の漢方は特定のタイプに合わせて作られています。夏冷えは複数原因が重なるので、自分の体質と合っていなければ効きを感じにくいです。薬剤師が見立てて生薬を組み合わせる方が変化を感じやすい方が多いです。
Q. 予約方法とキャンセルは?
Webフォーム・電話・LINEからご予約いただけます。キャンセル・日程変更は前日17:00まではご連絡で料金は発生しません。
Q. 西洋薬を服用中ですが、漢方は併用できますか?
原則として併用可能なケースが多いですが、お薬手帳をご提示いただき確認します。甘草を含む漢方は利尿薬・降圧薬・ステロイドとの併用で低カリウム血症のリスクがあるため、慎重に判断します。
Q. 女性の悩みを男性薬剤師に話しづらいです
ご相談者の9割が女性のため、店主はPMS・生理・更年期のお悩みを毎日のように伺っています。気になる方は「女性スタッフをご希望」とお伝えください。
本記事は東洋医学・漢方に関する一般的な解説であり、特定の疾患の診断・治療を目的としたものではありません。漢方の体感には個人差があります。妊娠中・授乳中の方、医療機関で治療中の方、慢性疾患をお持ちの方は、必ず事前に薬剤師にご相談ください。甘草を含む漢方は利尿薬・降圧薬・ステロイドとの併用で低カリウム血症のリスクがあるため、注意が必要です。気になる症状がある場合は、医療機関の受診を優先してください。
