秋の胃もたれで悩む方へ|銀座の薬剤師が5タイプで整える
2000年銀座にて漢方薬局を開業。30〜50代女性の冷え・婦人科・慢性不調のご相談を延べ1万人以上担当。女性のご相談者が9割を占めます(当薬局の漢方相談記録より、傾向値)。
秋の胃もたれでお悩みの方へ。
季節だけで不調の原因を判断することはできません。
体質を見立てて整える方向があります。
漢方相談では、食後の不調や生活習慣についてもお話を伺います。
「市販の漢方を試したけど効かなくて」
「自分のタイプが分からなくて」
「漢方で整える方向を知りたいです」
胃もたれには複数の要因が関わり、症状だけで原因を決めることはできません。ここでは漢方の伝統的な捉え方を紹介します。症状が続く場合は医療機関への相談を優先してください。
今日は秋の胃もたれを、銀座漢方天風堂の薬剤師として、5タイプに分けてお話ししていきます。
1. 胃もたれの原因は一つではありません
胃もたれには、胃の働きや知覚、脳と消化管の相互作用、薬や病気などが関わる場合があります。「秋の冷えによる血流低下」と一律に原因を説明することはできません。何を食べたかだけでなく、症状が始まった時期や服用中の薬も医師に伝えましょう。
2. 秋の胃もたれ5タイプ
タイプ1:脾胃虚弱型タイプ
漢方では、少量でのもたれや食欲の低下などを「脾胃虚弱」という伝統的な概念で捉えることがあります。症状だけで診断できるものではありません。
タイプ2:食滞型タイプ
漢方では、食後の張りやもたれなどを「食滞」という伝統的な概念で捉えることがあります。胃の中に食べ物が停滞していると確定する意味ではありません。
タイプ3:胃陰虚型タイプ
「胃陰虚」は、口の乾きや胃のあたりの不快感などを整理する漢方の伝統的な概念です。現代医学の病名や水分量の測定結果とは異なります。
タイプ4:肝胃不和型タイプ
「肝胃不和」は、気分の変化と胃の不調を合わせて考える漢方の伝統的な概念です。ストレスだけが原因と判断するものではありません。
タイプ5:脾陽虚型タイプ
「脾陽虚」は、お腹の冷えの感覚などを含めて体調を整理する漢方の伝統的な概念です。胃腸の温度や機能が低下していると確定するものではありません。
3. 相談時に伝えたい体調の15項目
- 少食でもたれやすい
- 食後に眠い・だるい
- 軟便になりやすい
- 食後の張り・げっぷが多い
- 口臭が気になる
- 食べすぎた翌日に不調が残る
- 空腹感はあるのに食べられない
- 口やのどが渇く
- 胃のあたりがほてる
- ストレスで胃にくる
- げっぷ・ため息が多い
- 緊張すると食欲が落ちる
- お腹を触ると冷たい
- 冷たい物ですぐお腹を下す
- 温かい物が欲しくなる
複数の項目に当てはまっても、それだけで体質や不調の原因は決まりません。気になる体調を相談時にお伝えください。体質を見立てて、合う処方をお選びする「煎じ薬」を、当薬局ではお出ししています(1日分パックを1日1回お湯で5〜10分温めるだけ)。
相談の手がかり
胃もたれだけでなく、便通、睡眠、食欲、気分などで気になる変化があればお伝えください。特定の相談期間や方法による改善を保証するものではありません。
自分のタイプがわからない方は、ご相談ください
初回30分のご相談で、脈・舌・体調の様子から、あなたの体質の主軸を整理します。
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4. 伝統的な食養生の例と暮らしの工夫
タイプ1:脾胃虚弱型
伝統的な食養生で紹介される食材の例:山芋・お粥・なつめ
暮らし:腹八分目、よく噛んで温かい食事
タイプ2:食滞型
伝統的な食養生で紹介される食材の例:大根・かぶ・梅干し
暮らし:腹八分目、夕食を軽めに
タイプ3:胃陰虚型
伝統的な食養生で紹介される食材の例:梨・白きくらげ・れんこん
暮らし:辛い物・アルコールを控える、夜更かしを避ける
タイプ4:肝胃不和型
伝統的な食養生で紹介される食材の例:しそ・陳皮・柑橘類
暮らし:食後すぐ動かない、深呼吸
タイプ5:脾陽虚型
伝統的な食養生で紹介される食材の例:生姜・かぼちゃ・山芋
暮らし:腹巻き、冷たい飲食を控える
5. 胃もたれ以外に気になる体調も相談を
胃もたれ以外にも気になる体調があれば、医師や薬剤師に伝えてください。複数の症状があることだけで共通の原因があるとは判断できません。
関連する記事として、「秋の胃もたれで悩む方へ|銀座の薬剤師が5タイプで整える」で扱っているお悩みです。心当たりのある方はそちらもご参照ください。
また、「新米の食べすぎで胃が重い方へ|銀座の薬剤師が4タイプで整える」も食事について相談する際の参考にしてください。
6. 「市販の漢方を試したけど効かない」と思った方へ
漢方薬にも適した症状や注意点があります。効かないと感じる場合は自己判断で薬を組み合わせず、服用中の薬と症状を医師・薬剤師に伝えてください。薬局での相談が市販薬より高い効果を保証するものではありません。
7. 銀座漢方天風堂でできること(料金・流れ)
初回30分のご相談で、体調・お悩み・暮らしを伺い、脈・舌から体質タイプを整理します。おためし2週間コース 9,800円(税込)は、初回相談料込み+煎じ薬14日分+次回フォローアップ枠予約のセット。月の継続コスト目安は15,000〜25,000円程度です。煎じ薬は1日分パックで朝5〜10分で準備可。ご相談者の9割が女性で、来店中心ですが、ご予約時に「女性スタッフをご希望」とお伝えいただければ調整いたします。
初回のご相談は30分無料(二回目以降は有料)。漢方薬のご購入は必須ではなく、見立てを聞いてから決めていただけます。ご相談の流れと費用はこちら
ご予約・お問い合わせ
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📞 0120-102-995(13:00〜19:00/土日祝休) 🗓️ Web予約
ご夫婦・ご家族とご一緒のご相談も歓迎します。
※漢方の体感には個人差があります。妊娠中・授乳中・服薬中の方は事前にお知らせください。気になる症状は医療機関の受診を優先してください。
8. よくある質問(FAQ)
Q. 秋の胃もたれは気のせいではないですか?
つらい症状を気のせいと片づける必要はありません。ただし、季節だけで原因を決めることもできません。症状が続く場合は医療機関へ相談してください。
Q. 市販の漢方を試しましたが効きません。なぜ?
効かないと感じる場合は自己判断で薬を増やしたり組み合わせたりせず、服用中の薬と症状を医師・薬剤師に伝えてください。
Q. 予約方法とキャンセルは?
Webフォーム・電話・LINEからご予約いただけます。キャンセル・日程変更は前日17:00まではご連絡で料金は発生しません。
Q. 西洋薬を服用中ですが、漢方は併用できますか?
原則として併用可能なケースが多いですが、お薬手帳をご提示いただき確認します。甘草(カンゾウ)を含む漢方は重ねて飲むと甘草の量が増えるため、まず併用中の漢方を確認します。チアジド系降圧利尿薬・ループ利尿薬、インスリン、副腎皮質ステロイドなどを使っている場合は低カリウム血症を生じやすいとされるため、慎重に判断します。
Q. 女性の悩みを男性薬剤師に話しづらいです
ご相談者の9割が女性のため、店主はPMS・生理・更年期のお悩みを毎日のように伺っています。気になる方は「女性スタッフをご希望」とお伝えください。
本記事は東洋医学・漢方に関する一般的な解説であり、特定の疾患の診断・治療を目的としたものではありません。漢方の体感には個人差があります。妊娠中・授乳中の方、医療機関で治療中の方、慢性疾患をお持ちの方は、必ず事前に薬剤師にご相談ください。甘草(カンゾウ)を含む漢方は重ねて飲むと甘草の量が増えます。チアジド系降圧利尿薬・ループ利尿薬やインスリン、副腎皮質ステロイドなどを使用中の方は低カリウム血症を生じやすいとされるため、服用中のお薬を事前にお知らせください。気になる症状がある場合は、医療機関の受診を優先してください。
解説の参考資料
漢方のタイプは伝統的な考え方であり、上記の項目だけで自己診断はできません。食品との相性には個人差があり、特定の食品による症状改善を保証するものではありません。
胃もたれと胸やけ・逆流は区別します。夜間や横になったときに逆流症状がある方には、横になる・就寝する少なくとも3時間前に食事を終える工夫が役立つ場合があります。胃もたれ全般への効果を示すものではありません。
黒い便、吐血、強い痛み、意図しない体重減少などは速やかに受診してください。