寒暖差疲労で悩む方へ|銀座の薬剤師が5タイプで整える

寒暖差疲労で悩む方へ|銀座の薬剤師が5タイプで整える

寒暖差疲労に悩む30代女性
監修: 柳澤 謙行(やなぎさわ けんこう)/銀座漢方天風堂薬局 薬剤師(薬剤師歴45年以上)
2000年銀座にて漢方薬局を開業。30〜50代女性の冷え・婦人科・慢性不調のご相談を年間2,000件以上担当。女性のご相談者が9割を占めます。

秋になると心が不安定になる
疲れが抜けず気力が出ない
眠りも浅くなってきた
寒暖差疲労が、秋が深まるほどつらくなる

こんなお声を、秋になると毎週のように銀座のカウンターでいただきます。

「秋になると気持ちが沈んで」
「気のせいだと言われるのがつらくて」
「薬に頼る前にできることを知りたいんです」

結論からお伝えすると、寒暖差疲労は秋の気候要因と体質が組み合わさって出る状態です。タイプを見立てて整えれば、変化を感じやすい方が多いです。

今日は寒暖差疲労を、銀座漢方天風堂の薬剤師として、5タイプに分けてお話ししていきます。

目次

1. 寒暖差疲労が起きる仕組み

漢方相談カウンター

朝晩と日中の気温差が7度を超えると、体温調節を担う自律神経が働き続けて消耗します。「何もしていないのに疲れる」のが寒暖差疲労の特徴です。

寒暖差疲労は、秋の気候要因(日照時間の減少・朝晩の寒暖差・気圧の変動)と体質的な背景が組み合わさって出る状態です。30〜50代の女性はホルモン変動も加わり、症状を強く感じやすい層です。当薬局では、秋が深まる10月頃からこの種のご相談が集中します。

医療機関の受診が必要なサイン

2週間以上、ほぼ毎日強い落ち込みが続いている方、朝起き上がれない方、食事が喉を通らず体重が急に減った方、「消えてしまいたい」という気持ちが出ている方は、まず心療内科・精神科の医療機関をご受診ください。漢方はあくまで補助的に併用する形で安全に力を発揮します。

2. 寒暖差疲労5タイプ

体質を見立てる漢方薬局

タイプ1:気虚型

エネルギー不足で、だるさ・気力低下を伴うタイプ。頑張った翌日に響きやすい。

タイプ2:気滞型

ストレスや寒暖差で気の巡りが滞るタイプ。症状が日によって変動しやすい。

タイプ3:陽虚型

温める力が不足し、冷えとともに症状が出るタイプ。秋から冬に悪化しやすい。

タイプ4:気血両虚型

気も血も不足しているタイプ。疲れやすく、めまい・立ちくらみも出やすい。

タイプ5:心脾両虚型

考えすぎ・気疲れで心と胃腸の両方が弱っているタイプ。眠りも浅くなりがち。

3. セルフチェック15問

タイプ1:気虚型
  • 疲れやすい
  • 食後に眠くなる
  • 声に力が入らない
タイプ2:気滞型
  • ストレスで悪化する
  • ため息が多い
  • 症状が日によって変わる
タイプ3:陽虚型
  • 体の芯から冷える
  • 冷えると症状が出る
  • 温かいものを好む
タイプ4:気血両虚型
  • 疲れやすい
  • 立ちくらみがある
  • 食が細い
タイプ5:心脾両虚型
  • くよくよ考え込む
  • 眠りが浅い
  • 食欲が落ちやすい
2タイプ以上に当てはまる方へ
カウンターでお伺いするご相談者の多くは、2タイプ以上に当てはまります(当薬局の漢方相談記録より、傾向値)。あなた一人のために、いくつかの生薬を組み合わせて仕立てる「煎じ薬」を、当薬局ではお作りしています(1日分パックを1日1回お湯で5〜10分温めるだけ)。

📊 当薬局のご相談者37名の傾向

37名中、睡眠の問題(寝つき不良・中途覚醒・浅眠・夜間頻尿)を訴える方は30%(11名)。冷え併発率は約7割、自律神経関連の併発も目立ちます。

ご相談プロセスの一例:40代女性(救急車で運ばれためまい・肩こり・精神不安定でご相談)は、3ヶ月のご相談を経て週4日勤務→週5〜6日勤務に戻るまでの生活リズムを取り戻されました。毎月のカウンセリングと基礎体温記録の併用が継続のポイントだったと伺っています。

心の不調は冷え・自律神経・婦人科リズムと連動するため、気持ちだけの問題とせず、日中の体調全体を整える視点が必要。

※当薬局HPお客様の声バックアップ分析 n=37、2026年5月時点。
※漢方の体感には個人差があります。
※気になる症状は医療機関の受診を優先してください。
※掲載の体験記述は処方による効能効果を示すものではなく、ご相談プロセスと生活変化の記録です。

自分のタイプがわからない方は、ご相談ください

初回60分のご相談で、脈・舌・体調の様子から、あなたの体質の主軸を整理します。

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4. タイプ別「合う食材」と暮らしの工夫

養生のひととき

タイプ1:気虚型

合う食材:山芋・なつめ・鶏肉
暮らし:睡眠時間確保、腹八分目

タイプ2:気滞型

合う食材:しそ・柑橘類・ジャスミン茶
暮らし:深呼吸、軽い散歩

タイプ3:陽虚型

合う食材:生姜・羊肉・ねぎ
暮らし:温かい飲み物、湯船に浸かる

タイプ4:気血両虚型

合う食材:黒豆・鶏肉・なつめ
暮らし:睡眠優先、規則的な食事

タイプ5:心脾両虚型

合う食材:なつめ・蓮の実・鶏肉
暮らし:考え事を寝床に持ち込まない

5. 寒暖差疲労の裏に隠れている本当の悩み

寒暖差疲労を訴えてご相談に来られる方の多くは、根っこに「もう一つの慢性不調」を抱えていらっしゃいます。冷え・眠り・気分・婦人科リズムなど、症状は単独では起こりません。

関連の深いお悩みとして、「秋の自律神経の乱れで悩む方へ」「慢性疲労で悩む方へ」もあわせてご参照ください。

6. 「市販の漢方を試したけど効かない」と思った方へ

市販の漢方は特定のタイプに合わせて作られています。寒暖差疲労は複数タイプにまたがる方が多いため、薬剤師が体質を見立てて生薬を組み合わせる方が、変化を感じやすい方が多いです。

7. 銀座漢方天風堂でできること(料金・流れ)

銀座漢方天風堂薬局 漢方相談カウンター

初回60分のご相談で、体調・お悩み・暮らしを伺い、脈・舌から体質タイプを整理します。おためし2週間コース 9,800円(税込)は、初回相談料込み+煎じ薬14日分+次回フォローアップ枠予約のセット。月の継続コスト目安は15,000〜25,000円程度です。煎じ薬は1日分パックで朝5〜10分で準備可。ご相談者の9割が女性で、来店中心ですが、ご予約時に「女性スタッフをご希望」とお伝えいただければ調整いたします。

ご予約・お問い合わせ

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📞 0120-102-995(13:00〜19:00/土日祝休) 🗓️ Web予約

ご夫婦・ご家族とご一緒のご相談も歓迎します。

※漢方の体感には個人差があります。妊娠中・授乳中・服薬中の方は事前にお知らせください。

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8. よくある質問(FAQ)

Q. 寒暖差疲労は気のせいではないですか?

気のせいではありません。当薬局では毎年秋(10月〜11月)にご相談が増え、季節要因による典型的なパターンと捉えています。まずはセルフチェックでタイプを確認してみてください。

Q. 市販の漢方を試しましたが効きません。なぜ?

市販の漢方は特定のタイプに合わせて作られています。複数タイプにまたがる方が多く、薬剤師が体質を見立てて生薬を組み合わせる方が、変化を感じやすい方が多いです。

Q. 予約方法とキャンセルは?

Webフォーム・電話・LINEからご予約いただけます。キャンセル・日程変更は前日17:00まではご連絡で料金は発生しません。

Q. 西洋薬を服用中ですが、漢方は併用できますか?

原則として併用可能なケースが多いですが、お薬手帳をご提示いただき確認します。甘草を含む漢方は利尿薬・降圧薬・ステロイドとの併用で低カリウム血症のリスクがあるため、慎重に判断します。

Q. 女性の悩みを男性薬剤師に話しづらいです

ご相談者の9割が女性のため、店主はPMS・生理・更年期のお悩みを毎日のように伺っています。気になる方は「女性スタッフをご希望」とお伝えください。

免責事項
本記事は東洋医学・漢方に関する一般的な解説であり、特定の疾患の診断・治療を目的としたものではありません。漢方の体感には個人差があります。妊娠中・授乳中の方、医療機関で治療中の方、慢性疾患をお持ちの方は、必ず事前に薬剤師にご相談ください。甘草を含む漢方は利尿薬・降圧薬・ステロイドとの併用で低カリウム血症のリスクがあるため、注意が必要です。気になる症状がある場合は、医療機関の受診を優先してください。
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