夜になると肌がかゆくなる方へ|銀座の薬剤師が5タイプで整える

夜になると肌がかゆくなる方へ|銀座の薬剤師が5タイプで整える

夜になると強くなる肌のかゆみに悩む30代女性
監修: 柳澤 謙行(やなざわ けんこう)/銀座漢方天風堂薬局 薬剤師(薬剤師歴45年)
2000年銀座にて漢方薬局を開業。30〜50代女性の冷え・婦人科・慢性不調のご相談を年間2,000件以上担当。女性のご相談者が9割を占めます。

夜になると強くなる肌のかゆみでお悩みの方へ。
秋が深まる10〜11月に強く出やすい症状です。
体質を見立てて整える方向があります。

こんなお声を、秋が深まる時期になると毎週のように銀座のカウンターでいただきます。

「市販の漢方を試したけど効かなくて」
「自分のタイプが分からなくて」
「漢方で整える方向を知りたいです」

結論からお伝えすると、夜にかゆみが強くなるのは、体表の血流が変わり体温が上がる就寝前に、血の不足やこもった熱がかゆみとして表面化しやすくなるためです。タイプを見立てて整えれば、変化を感じやすい方が多いです。

今日は夜になると強くなる肌のかゆみを、銀座漢方天風堂の薬剤師として、5タイプに分けてお話ししていきます。

目次

1. 夜になると強くなる肌のかゆみが起きる仕組み

漢方相談カウンター

夜にかゆみが強くなるのは、体表の血流が変わり体温が上がる就寝前に、血の不足やこもった熱がかゆみとして表面化しやすくなるためです。秋が深まる10〜11月は、空気の乾燥・朝晩の冷え込み・昼夜の寒暖差という3つの負荷が重なる時期です。30〜50代の女性はホルモン変動も加わり、症状を強く感じやすい層です。当薬局では秋が深まるとこの種のご相談が集中します。

2. 夜になると強くなる肌のかゆみ5タイプ

体質を見立てる漢方薬局

タイプ1:血虚風燥型タイプ

血の不足で肌を潤せず、乾燥とかゆみが出るタイプ。

タイプ2:陰虚火旺型タイプ

潤い不足が進んで熱感が強まり、夜のほてり・かゆみ・不眠が出るタイプ。

タイプ3:血熱型タイプ

血に熱がこもり、赤み・強いかゆみが出るタイプ。

タイプ4:肝鬱化火型タイプ

ストレスがこもって熱に変わり、イライラやほてりが出るタイプ。

タイプ5:湿熱型タイプ

湿気と熱がこもり、においや炎症傾向を伴う不調が出るタイプ。

3. セルフチェック15問

タイプ1:血虚風燥型
  • 布団に入るとかゆくなる
  • 粉をふくほど乾燥する
  • かき跡が残りやすい
タイプ2:陰虚火旺型
  • 夜になるとほてる・かゆい
  • 寝汗をかく
  • 口が渇く
タイプ3:血熱型
  • かゆみが強く赤みが出る
  • 辛い物・お酒が好き
  • 夜にかゆみが強まる
タイプ4:肝鬱化火型
  • ストレスでかゆみが増す
  • イライラしやすい
  • 寝つきが悪い
タイプ5:湿熱型
  • 口が苦い・粘る
  • 脂っこい物やお酒が好き
  • 肌や汗のにおいが気になる
2タイプ以上に当てはまる方へ
カウンターでお伺いするご相談者の多くは、2タイプ以上に当てはまります(当薬局の漢方相談記録より、傾向値)。あなた一人のために、いくつかの生薬を組み合わせて仕立てる「煎じ薬」を、当薬局ではお作りしています(1日分パックを1日1回お湯で5〜10分温めるだけ)。

📊 当薬局のご相談者37名の傾向

37名中、皮膚(アトピー・湿疹・ニキビ)+ 耳鼻(鼻炎・アレルギー性鼻炎)合計27%(10名)。複数の医療機関を経てご相談される方が大半で、4ヶ月以上の継続率は85%です。

ご相談プロセスの一例:40代女性(10年来のアトピー、皮膚科通院併用)は、毎月の処方見直しを続けながら4ヶ月のご相談を継続。皮膚科との併用を続けつつ、月経不順や疲労感など別のお悩みもご相談されました。

アレルギー・皮膚症状のご相談者は医療機関との併用が前提。漢方は体質全体の見直し視点で、症状単独ではなく体全体のサイクルを整える方向で進める方が多い。

※当薬局HPお客様の声バックアップ分析 n=37、2026年5月時点。
※漢方の体感には個人差があります。
※気になる症状は医療機関の受診を優先してください。
※掲載の体験記述は処方による効能効果を示すものではなく、ご相談プロセスと生活変化の記録です。

自分のタイプがわからない方は、ご相談ください

初回60分のご相談で、脈・舌・体調の様子から、あなたの体質の主軸を整理します。

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4. タイプ別「合う食材」と暮らしの工夫

養生のひととき

タイプ1:血虚風燥型

合う食材:黒豆・なつめ・黒ごま
暮らし:保湿、ナイロンタオルでこすらない

タイプ2:陰虚火旺型

合う食材:白きくらげ・百合根・黒ごま
暮らし:就寝前のクールダウン、辛い物を控える

タイプ3:血熱型

合う食材:はと麦・きゅうり・緑豆
暮らし:辛い物・アルコールを控える、かき壊さない工夫

タイプ4:肝鬱化火型

合う食材:菊花茶・しそ・セロリ
暮らし:夕方のリラックス時間、深呼吸

タイプ5:湿熱型

合う食材:はと麦・冬瓜・緑豆
暮らし:アルコール・油物を控える

5. 夜になると強くなる肌のかゆみの裏に隠れている本当の悩み

夜になると強くなる肌のかゆみでご相談に来られる方の多くは、根っこに「もう一つの慢性不調」を抱えていらっしゃいます。

あわせて多いのが、「秋のかゆみ肌で悩む方へ|銀座の薬剤師が5タイプで整える」で扱っているお悩みです。心当たりのある方はそちらもご参照ください。

また、「秋の全身のかゆみで悩む方へ|銀座の薬剤師が5タイプで整える」と連動して出る方も少なくありません。

6. 「市販の漢方を試したけど効かない」と思った方へ

市販の漢方は特定のタイプに合わせて作られています。夜になると強くなる肌のかゆみは複数タイプにまたがる方が多いため、薬剤師が体質を見立てて生薬を組み合わせる方が、変化を感じやすい方が多いです。

7. 銀座漢方天風堂でできること(料金・流れ)

銀座漢方天風堂薬局 漢方相談カウンター

初回60分のご相談で、体調・お悩み・暮らしを伺い、脈・舌から体質タイプを整理します。おためし2週間コース 9,800円(税込)は、初回相談料込み+煎じ薬14日分+次回フォローアップ枠予約のセット。月の継続コスト目安は15,000〜25,000円程度です。煎じ薬は1日分パックで朝5〜10分で準備可。ご相談者の9割が女性で、来店中心ですが、ご予約時に「女性スタッフをご希望」とお伝えいただければ調整いたします。

ご予約・お問い合わせ

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📞 0120-102-995(13:00〜19:00/土日祝休) 🗓️ Web予約

ご夫婦・ご家族とご一緒のご相談も歓迎します。

※漢方の体感には個人差があります。妊娠中・授乳中・服薬中の方は事前にお知らせください。気になる症状は医療機関の受診を優先してください。

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8. よくある質問(FAQ)

Q. 夜になると強くなる肌のかゆみは気のせいではないですか?

気のせいではありません。当薬局では毎年秋が深まる時期にご相談が増え、空気の乾燥・朝晩の冷え込み・寒暖差という季節要因と体質の組み合わせで出やすい典型的なパターンと捉えています。まずはセルフチェックでタイプを確認してみてください。

Q. 市販の漢方を試しましたが効きません。なぜ?

市販の漢方は特定のタイプに合わせて作られています。複数タイプにまたがる方が多く、薬剤師が体質を見立てて生薬を組み合わせる方が、変化を感じやすい方が多いです。

Q. 予約方法とキャンセルは?

Webフォーム・電話・LINEからご予約いただけます。キャンセル・日程変更は前日17:00まではご連絡で料金は発生しません。

Q. 西洋薬を服用中ですが、漢方は併用できますか?

原則として併用可能なケースが多いですが、お薬手帳をご提示いただき確認します。甘草を含む漢方は利尿薬・降圧薬・ステロイドとの併用で低カリウム血症のリスクがあるため、慎重に判断します。

Q. 女性の悩みを男性薬剤師に話しづらいです

ご相談者の9割が女性のため、店主はPMS・生理・更年期のお悩みを毎日のように伺っています。気になる方は「女性スタッフをご希望」とお伝えください。

免責事項
本記事は東洋医学・漢方に関する一般的な解説であり、特定の疾患の診断・治療を目的としたものではありません。漢方の体感には個人差があります。妊娠中・授乳中の方、医療機関で治療中の方、慢性疾患をお持ちの方は、必ず事前に薬剤師にご相談ください。甘草を含む漢方は利尿薬・降圧薬・ステロイドとの併用で低カリウム血症のリスクがあるため、注意が必要です。気になる症状がある場合は、医療機関の受診を優先してください。
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